
↑ 初夏を思わせる好天でした (国道4号線 一戸町農産物直売所サラダボール付近)
■ ■ ■ ■今回の駅ハイは、"まるごと奥州街道 いわて・一戸町フ
ジの花のみち"と名付けられたお花と歴史に彩られたコ
ースを歩きました。 参加者は約40人くらいだったでしょ
うか。

↑ いわて銀河鉄道 小鳥谷駅で受付け

↑ 小鳥谷駅には産直もあります
スタートは、いわて銀河鉄道 小鳥谷駅でした。
普段は静かなこの駅も、この日は凄く賑やかでしたね♪
JR盛岡支社、一戸町、そして地元ボランティアガイドの
皆様とともに歩きますよ~。

↑ 今回のコースです (駅ハイHPより引用しました)

↑ 国指定天然記念物の藤島のフジは開花が遅れています
まずは、国指定天然記念物の藤島のフジへ向かいま
す。 天然のノダフジでは、日本一の大きさなのだそう
です。 今年は寒さの影響で開花が1週間ほど遅れて
いて、ポツリポツリの咲き程度(残念)。
来週(5月26日)頃に、見頃を迎えるそうですよ♪

↑ 明治天皇御休憩所跡

↑ 五月舘の追分石
奥州街道沿いは、歴史遺産の宝庫です。
昔ながらの町並みのそこかしこにスゴイものが普通
に残ってるんです。 明治天皇御休憩所跡は、明治
9年と14年の東北巡幸の時に使われたものだそうで
す。 また、この際に街道の道幅が約3メートル(2間)
へと拡幅されたそうですよ。
五月舘の追分石は、奥州街道と山道の分岐点に置
かれたもので、写真左側が奥州街道です。

↑ アスパラ畑で収穫体験

↑ 井戸ポンプがレトロで良いですね
高屋敷集落に到着です。
到着前には、地元ガイドさんが作られているアスパ
ラ畑で収穫体験。 参加者の目の色が変わり、大
はしゃぎでした(笑)。
この後、このアスパラが昼食のてんぷらになりまし
たよ。

↑ アスパラを含めた豪華山菜天ぷらが振舞われました

↑ ひっつみを作ってくださいました

↑ 地元お弁当の販売もあって、大感激!!
高屋敷集落は、小鳥谷駅からほぼ南の山中に位置
する、約35戸の小さな集落です。 今回の駅ハイで
は、この集落で昼食を取りました。 地元の方々が、
山菜の天ぷらやひっつみを作ってくださいました。
また、地元のお弁当が臨時発売されるという嬉しい
配慮もあり、地元の味を堪能することができました。
さて、美味しい地元の幸をお腹いっぱい食べた後、
「よっこらしょ」っと出発。 ご馳走さまでした~♪

↑ 川底・一里塚

↑ 朴舘家住宅
川底・一里塚は全くの山の中にありますが、盛岡か
ら北に13番目の一里塚。 こんもりとした塚は、砂
と粘土の層構造で崩れにくく、平成22年に国指定
史跡となっています。
川底・一里塚から一気に山を下って、笹目子トンネ
ル付近で国道4号線と合流し、朴舘家(ほうのきだて
け)住宅へ向かいます。

↑ 田植えの真っ最中:日本の原風景が残っているようです
朴舘家住宅は、寄せ棟造の茅葺屋根で、岩手県内
で最大規模の民家で、築150年以上だといわれてい
ます。

↑ 一戸ピクルス そそられます (一戸町農産物直売所 サラダボール)
駅ハイ一行は、田植えの進む国道4号線沿いをのんび
り歩き、一戸町農産物直売所 サラダボールに到着。
ココまでくると、小鳥谷駅間であと少しの距離。
30分ほど休憩して、さぁ最後のひと頑張りですよ。

↑ いわて銀河鉄道 4523M(15:55)盛岡行 小鳥谷駅到着

↑ 東京方面へ帰る方と小鳥谷駅でお別れ
無事、小鳥谷駅に到着です。
解散式を行った後は、談笑しながら電車を待ちます。
今日は天気に恵まれ、奥州街道と歴史をめぐるとて
も楽しい駅ハイができました。
JR盛岡支社、一戸町、そして地元ボランティアガイド
の皆様、本当にありがとうございました。
へばな~♪(笑)
- 2012/05/21(月) 19:43:12|
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↑ 屋根より高い、鯉のぼ~り♪
■ ■ ■ ■今回は、5月3日に岩手県二戸市で開催された駅ハイ"春
の息吹と一本桜 岩手・にのへ"をご紹介します。
二戸市は駅ハイのみならず何度も訪れている街なのです
が、駅ハイで新たな発見があるだろうナ~、と期待が大き
く膨らみますネ。

↑ ルートマップです(駅ハイHPより引用しました)

↑ オマケにチョ~弱なオヤジです
最初の写真は、前回のブログで掲載したものです。
この駅ハイの後半に撮影したものでしたよ。
60歳に手が届くオヤジではありますが、幾つになっても
こどもの日さ、ルンルン♪
歩く前に、水分補給のためにペットボトルのお茶を二戸駅
に隣接するなにゃーとで購入すべぇ~、と、南部せんべい
付きのお茶を発見!!
お値段は通常通りなので、当然こちらを購入。 おまけに
弱弱のオヤジなのでありんす(笑)。

↑ 小雨の中、奥山公民館を目指します
桜の花びらが小雨に踊る中、緩やかな上り坂を二戸駅か
ら西側の奥山公民館へ駅ハイ一向は向かいます。
奥山公民館では、地元のお母さんたちが腕を振るった美
味しいサプライズが待ち受けていましたよ。

↑ 地元のお母さんたちの手作り料理

↑ 山菜料理、ひっつみ(すいとん)、お鼻餅、お漬物と豪華な品々
見てびっくり♪、食べて美味しい♪
郷土料理の数々に嬉しい驚きの連続。
まさか、こんな品数のお料理を提供してくださるとは、
思いもよりませんでした。
どれも美味しい!!
どんな有名な料理屋さんでも、この味は出せないんじゃ
ないかな。 地元の味は、最高ですヨ。

↑ 賽の神の一本桜
駅ハイ参加者一同、パンパンになり重くなったお腹を抱
えながら再び出発し、賽の神の一本桜を目指します。
二戸では二番目に幹周りが大きいというエドヒガンに寄
り添うように桜が満開になっています。周りの山間の風
景の中心となっているかのような一本桜が、とても印象
的です。

↑ 男神岩展望台から二戸駅付近を望む
さらに歩を進めて、男神岩(おがみいわ)展望台に到着
です。 ここからは、馬渕川沿いの国道4号線や二戸駅
あたりの市街地一体を望むことができます。
良い眺めですね~。 山道を登って来た疲れも吹っ飛
びます。

↑ しだれ桜と蔵のある風景 (二戸市石切所上里地区)

↑ 移動販売車が来ていました (二戸市石切所上里地区)

↑ さくらんぼの花が満開 (二戸市石切所地区)

↑ 深山神社 (二戸市石切所地区)
男神岩展望台から石切所上里地区を通り、国道4号線
近くの深山神社へ到着です。 この神社は、国道側から
は見えないのですが、「石切所」と書かれた歩道橋のす
ぐ上にあるんですよ。
地元の方なら、「あぁ、あそこね」とすぐ分かる場所なの
です。 オヤジも、歩道橋を見た瞬間に「あっ、ここなん
だ!」と即分かりでした。
今回の駅ハイでは、普段見たことがなかった自然豊か
な二戸市を探索することができました。
JR東日本盛岡支社、二戸市、奥山地区の皆様、そして
案内して下さったボランティアガイドの方々に御礼申し
上げます。 楽しい駅ハイをありがとうございました。
へばな~。
- 2012/05/07(月) 22:19:33|
- 駅ハイ
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↑ 村民を守った普代水門
■ ■ ■ ■野田村での駅ハイに続いて、今回の駅ハイは岩手県普
代村で開催された"北緯40度00分00秒 東端の地球村
「ふだい」を体感"に参加しました。

↑ 今回のルートです (駅ハイHPより引用しました)

↑ ルートマップです

↑ 三陸鉄道 久慈駅から普代駅までの旅

↑ みんな鉄道が大好き♪ (久慈駅 → 陸中野田駅間)
駅ハイが開催される普代村までは、三陸鉄道久慈駅か
ら約40分の列車の旅を楽しみ、普代駅で下車します。

↑ "大漁だ 普代の海だ"が出迎えてくれます (普代駅)

↑ 普代駅前での駅ハイ受付と地元お弁当予約受付
まずは受付を済ませて、そして「まるごとふだい弁当」の
予約を完了! (コレ、大事よね)
駅ハイのコースとともに、このお弁当も楽しみなんだナ~♪
1,000円は安いと思いますよ。


↑ 普代水門
最初の目的地は普代水門です。
この水門は、海岸から約300メートルのところに設置さ
れています。 高さ約15メートル、幅約200メートルのコ
ンクリート水門で、昭和59年に完成しています。
ガイドさんの説明では、この水門が津波を食い止めたこ
とで村中心部の被害がなかったそうです。 この水門を
作るにあたっては、15メートルは高すぎる等の議論があ
ったそうですが、当時の村長さんが明治の頃の大津波の
事例をもとに高さ15メートル高を決断した、と聞きました。
最初の写真には、県道標識が右側に倒れているのが分
かりますね。 これはたぶん引き波で倒されたと思われ
ます。 また上の写真には、水門内側のコンクリートの桁
(写真奥側)の半分が破壊され、手前の部分が変形して
います。
津波の一部が水門を超えたものの、その勢いは減少さ
れ上流には向かわなかったそうです。 この写真だけで
も、津波が持つ破壊力の一端を知ることができます。

↑ 普代トンネルを抜けて大田名部港へ
停電中で真っ暗な普代トンネルを一列で通り抜けて、大
田名部港へ到着。 ここから、専用バスで黒崎展望台へ
向かいました。
当初のルートでは、シーサイドラインを歩いて展望台へ
行くことになっていましたが、通行困難とのことでバスへ
と変更されました。

↑ 黒崎展望台からの眺望 (写真上が野田村・久慈方向)

↑ まるごとふだい弁当
黒崎展望台からの眺望が素晴らしい!
穏やかな三陸の海の大きさを実感できます。
いつもこんな海であるように願いました。
展望台近くにある普代村営の国民宿舎くろさき荘で昼
食タイムです。 予約したまるごとふだい弁当は、なか
なかの充実振りです。 さらに地元産の昆布を練りこ
んだ"昆布うどん"振舞われました。
こちらも食感良く、旨い!

↑ 皆さん、ありがとう♪ (普代駅)
北緯40度の普代村の景色と味を楽しんで、帰路に着き
ました。 駅ハイ関係者、ガイドさんたちが、普代駅の
ホームで見送ってくださいました。
普代村、三陸鉄道及びボランティアガイドさんたちに、
改めて御礼申し上げます、「楽しい駅ハイ、ありがとうご
ざいました」。
へばな~。
- 2012/05/04(金) 15:00:00|
- 駅ハイ
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↑ ガレキ置き場も駅ハイコースでした (野田村)
■ ■ ■ ■今回の駅ハイは、岩手県野田村で開催された"いわて野
田・西行法師が魅せられた海辺の景色をのんびりウォー
ク"でした。

↑ 今回のルートです (駅ハイHPより引用しました)

↑ ルートマップです

↑ リゾートうみねこ号 (八戸駅)
まずは、八戸駅からリゾートうみねこ号に乗車して野田
玉川駅まで向かいます。
リゾートうみねこ号は、6月30日までの土曜日・休日に運
転されていて、各車両には大きな窓があって、車窓から
の眺めが抜群に良いのであります。
午前10時16分に八戸駅を出発し、八戸線の各駅に停車
しながら、三陸鉄道北リアス線へ直通運転され、三陸鉄
道の野田玉川駅には午後12時50分に到着します。

↑ 野田玉川駅で受付
野田村、三陸鉄道の関係者及び地元ボランティアの方々
が今回のコースの見所等を説明してくれました。
まずは、西行屋敷跡、玉川海岸、そしてのだ窯ギャラリー
IZUMITAさんへ向かって出発です。

↑ のだ窯ギャラリー

↑ 野田玉川鉱山洞
のだ窯ギャラリーでは、素晴らしい作品の数々を見ること
ができますが、普段使いの重厚感ある器なども販売され
ていますよ。
このギャラリーのほど近くには、マンガン鉱山であった野
田玉川鉱山洞があります。 現在は、バラ輝石の採掘及
びマリンローズの加工販売が主力で、坑内観光「マリンロ
ーズパーク野田玉川」として坑内の一部を一般公開して
います。

↑ 三陸鉄道 十府ヶ浦トンネル付近で三陸鉄道の列車に手を振りました
三陸鉄道 十府ヶ浦トンネル付近で、運行本部長さんより
被害及び復旧工事の状況について説明を受けました。
陸中野田駅と田野畑駅間は、新たに線路を敷設し直した
ため、現在は時速40km位の走行だそうですが、近々鉄
道設備の検査を受け通常走行(90km)となる予定だそう
です。 駅ハイのメンバーは、十府ヶ浦トンネルを出てき
たレトロ列車に手を振りました♪ がんばれ、三鉄!!

↑ 岩手銀行野田支店 (十府ヶ浦海岸付近)
さらに歩を進めて、十府ヶ浦海岸へ。
ここでは、最初の写真にあるガレキ仕分け・置場の横を
通りました。 複雑な気持ちでガレキを見つめました。
国道45号線を横切り街中へ。
岩手銀行が見えました。
一見、被害がなかったように見受けられたのですが、看
板が捻じ曲がっているのがお分かりでしょう。 建物自体
への被害も大きかったため、銀行は別の場所へ移転し
て営業を続けているとのことです。

↑ のだ塩ソフトでリフレ~ッシュ (陸中野田駅)
素晴らしい海岸の景色と、地震・津波による被害の大き
さを実感し、複雑な気持ちを抱きながら、ゴールの陸中
野田駅に到着です。
案内してくださった方々から、「こうやって、皆さんに来て
いただけることが何より大切なんです」との言葉に、参加
者から拍手が起こりました。
のだ塩ソフト(250円)がさっぱりしていて美味しい♪
ゴール後のリフレッシュにバッチリでした。
野田村、三陸鉄道の関係者及び地元ボランティアの方
々、ありがとうございました。とても楽しい駅ハイでした。
へばな~。
- 2012/05/03(木) 21:38:04|
- 駅ハイ
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↑ 御所野縄文博物館へ通じる木の吊り橋はSF的な雰囲気
■ ■ ■ ■岩手県のいわて・一戸町『太古のロマンと懐かしい街を歩く』
その2です。

↑ 今回のルートです (駅ハイHPより引用しました)
岩手県北に現存する最古の映画館である"萬代館"の見学
を終えて、次なる訪問ポイントは浄土宗 實相寺です。
ここには、国指定の天然記念物の公孫樹(いちょう)があり
ます。

↑ 浄土宗実相寺の国指定の天然記念物の公孫樹
見た目には、何の変哲もないイチョウに見えますが、、、。
案内板には、「樹齢約280年、樹高約25メートル、目通り周
囲3.3メートルで、イチョウとしてはそれほど巨木ではありま
せん。
しかし、雄株でありながら小枝の一部に雌花がつき、毎年
ブドウ房状の身を結ぶ貴重なイチョウとして、国の天然記
念物に指定されました」とあります。 見た目だけでは分か
らない、凄さがあるんですね(なるほど~)。

↑ きききのつり橋はこんな感じです
我々一行の進行は、駅ハイのルート図とはだいぶ違います
が、そこはご愛嬌♪
国道4号線から少し山側へ入ったところにある御所野縄文
博物館を目指しました。 博物館へつながる通路は、実は
木製の吊り橋なのです。 正式な名前は"きききのつりばし"
といいます。

↑ 竪穴住居(御所野縄文公園)
この吊り橋を渡ると御所野縄文博物館があり、その奥が古
代の住居を復元した公園となっています。
新緑の芝生公園に竪穴住居が点在しています。
御所野縄文博物館がチェックポイントなので、博物館受付
でスタンプをポン!
スタンプを押したところで、いよいよ最後の訪問ポイントであ
る平孝商店へ向かいました。

↑ 平孝商店さん
平孝商店さんは、IGR一戸駅から徒歩数分のところにあり
ます。 ここの何が素晴らしいかって、それは昭和30年~
40年代頃の商品がわずかですがまだ残っていて、販売さ
れているんです。

↑ ランプも売られていました

↑ アルミ製のお弁当箱:おかず入れが時代を感じさせます
まるで宝箱の中に居るような、とても楽しい気分で店内を
ウロウロ。 アルミ製のお弁当箱を見つけて、駅ハイ一同
は「あった!」、「これだ~!!」と歓喜の声高らかに大は
しゃぎでした(笑)。
hinachanもオヤジも、アルマイト製のお弁当箱(写真とは
別なものです)を購入♪ ルンルン気分でしたネ。
歴史の香り、古代への誘い、町民の方々の親切さに触れ、
とても楽しく歩くことができた駅ハイでした。
実は、一戸町にはまだまだご紹介したい場所があるので
す。 それは、後ほどということで♪♪
皆様、楽しいゴールデンウィークをお過ごしくださいませ。
へばな~。
- 2012/04/29(日) 20:18:22|
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