
↑ 遠野町家のひなまつり (遠野城下町資料館)
■ ■ ■ ■新青森駅で、午後8時39分のはやて96号を利用したの
は、
青森市新町通りで運行されたねぶたを見るためで
した。
ねぶたの写真を撮り、青森駅からの何とか奥羽本線の
電車に間に合って新青森駅へたどり着きました(汗)。
盛岡駅近くのホテルに泊した次の日、期間設定の駅ハ
イ「城下町「遠野町家のひなまつり」をゆったり巡る」で、
初めて岩手県遠野市を訪れました。


↑ 今回のルートです

↑ JR釜石線で遠野駅に到着です

↑ ウインクした河童が可愛い♪ (遠野駅交番)
駅舎隣にある遠野市観光協会で駅ハイ参加の手続き
をして、マップを貰って出発です。
まずは、千葉家具店さんと遠野蔵の道ギャラリーさん
へ向かいました。
今回の駅ハイで非常に嬉しく、楽しかったのは、訪ねた
お店の方々が飾っているお雛について丁寧に話してく
ださることでした。
こんなことって、滅多に経験できませんよ。

↑ 千葉家具店さんのお雛様

↑ 遠野蔵の道ギャラリーさんの享保雛
さらに、遠野城下町資料館、神田屋さん、そして八百源
さんへと足を進めました。

↑ 八百源さんの店先で烏帽子を発見!
まさか、遠野でえんぶりの烏帽子を見るとは思いません
でした。 八戸市や南部町で演じられているときの烏帽
子とは色合いが異なってますね。
南部藩との関係で、このあたりでもえんぶりを舞うことが
あるらしいのです。


↑ 神田屋さんの雛檀には碇(いかり)のマークが!
神田屋さんの雛檀に敷かれた布には海軍「碇」のマーク
が残されていました。 この布は、昭和8年3月3日に起
きた三陸大津波で、当時釜石市にあった神田屋さんの支
店が被災した時にいただいた救援物資だったのだそうで
す。
こういうものを大切にし、雛壇に使っていることに遠野の
人たちの素晴らしさを感じます。

↑ 遠野市立博物館のお雛様

↑ まつだ松林堂さん
遠野市の中心街を巡る駅ハイは、いよいよ後半に入り
ます。 市立の博物館は、ちょっと急坂の上にあります。
ここで裏技を!
手前の図書館からエレベータで博物館へ行くことが出来
ますよ。
まつだ松林堂さんは地元でも有名なお菓子屋さん。
店内にもお雛様が飾ってあるのですが、2階のお雛様も
見せていただきました。 そこには10畳ほどの和室にび
っしりとお雛様や郷土人形が飾られていました。
写真を撮らせていただけないかとお伺いしましたが、こち
らのお雛様たちはちょっぴり恥ずかしがり屋なのだそうで
すよ。 こちらでは、写真撮影をご遠慮くださいね。

↑ 天井に飾られた1,200個あまりの「みずきひな」 (ビューティ絵夢さん)
ビューティ絵夢さんは美容室でありまして、「オヤジでも大
丈夫なのかな?」とややビビリながら、「すいませ~ん」と
入店。 快くお話ししてくださいました。
こちらの方は、最近遠野でも良くみられるようになった「み
ずきひな」の作り方の先生なのだそうです。 天井に飾られ
たみずきひなにびっくり!
福岡の柳川にある「さげもん」に通じるものがありますね。
遠野の皆さん、お世話になりました。
たくさんの楽しいお話をありがとうございました。
■ ■ ■ ■【駅ハイ情報】
(1)コースについて
・ほとんど平坦なコースですが、路面凍結に十分注意して
ください
・歩行距離(駅ハイパンフより):約2.5キロ
・歩行時間(実測):約2時間10分
(2)見学について
・まつだ松林堂さんでの写真撮影はご遠慮ください
・大徳屋麹店さんは、現在お雛様を展示していません
(詳しくは観光協会でお尋ねください)
・遠野市立博物館へお出での方は、図書館からエレベー
タが利用できます
<記事の加筆等について>
・ルートマップを追加しました
・ルート図を入れ替えました
2011/2/22 by reev21
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- 2011/02/21(月) 23:55:00|
- 駅ハイ
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