
↑ なんこ鍋はレトルトパックもあります (肉の庄司:阿仁地区)
■ ■ ■ ■今回の駅ハイコースの店先で、「なんこ鍋」ののぼ
りを見つけました。
「なんこ」ってなんだろう? と気になりつつ、ゴール
の阿仁合駅近くにお肉屋さんがありましたので、突
撃ショッピングを決意!

↑ これが馬ホルモン(左)と馬肉の煮込み(右)です:各500円

↑ お皿に盛り付けてみました(左:馬ホルモン、右:馬肉の煮込み)
「あの~、"なんこ"ってなんですか?」
「ホレ、これ!」、と肉屋のご主人が上の写真の煮込み
を指さしてくれました。
「このあたりでは、馬のことを"なんこ"っていうんだよ」
これで一挙解決です ← やたら早い
なんこ鍋は、馬肉を入れた鍋料理のことなんですね。
味ですか?
これがナントも旨いんですよ。
醤油で煮込んだものですが、濃くなく、薄くなく、適度
な歯ごたえがあります。 肉自体の癖が極めて少な
いので、美味しくいただけます。
お酒のお供に、ごはんのおかずにバッチリです。
何故馬肉を"なんこ"というのか? 調べてみました。
諸説あるようですが、どうやら十二支から来ているよう
です。 十二支って、ほら「あなた何年?」、「わたし、
犬」ってやつ。 で、この十二支を方位に置き換えると、
"子(ね)"が北で、南が"馬"なんです。
"馬"が南を向いてるので、"南向き"→"なんこ"じゃな
いかと。

↑ 馬~い 塩ホルモンの缶詰
もう一つの、馬~い 塩ホルモン。
3個で1,000円だったので、これも即買い。
まだ食べてないので、レポは後程です(すいません)。
【お買いもの情報】
阿仁観光開発:0186-82-2600
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なんこ鍋については、
wikipediaをご参照ください。
hinachanからのコメントで、北海道の歌志内市に
も「なんこ鍋」がありますよ、と教えてくださいまし
た。 ありがとうございます。
歌志内は空知地方にある市ですが、同地方には
かつて石炭で栄えた夕張も含まれるように、炭鉱
が数多くあった土地柄です。
オヤジの勝手な推測ですが、阿仁鉱山の閉山に
伴い、多くの鉱夫の方々が歌志内の炭鉱へ移ら
れたことも、なんこ鍋が広まった要因のひとつな
のかも知れません。
オヤジは、九州のとある炭鉱の街で生まれました。
昭和30年代後半から40年代にかけて多くの山が
閉山し、第二の職場を求めて、かつての炭鉱夫が
大坂へ、北海道へと移られました。 こんな光景を
間近に見ていましたので、阿仁から空知へ移られ
たのかもしれない、と考えたんです。
間違っていたらすいません。
by reev21
- 2010/10/28(木) 21:16:26|
- 駅ハイ
-
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-
| コメント:8
馬肉大好きです。こないだも馬肉煮込み作って食べました。私は味噌でゴボウと一緒に煮込んでたべたりしますが、地域によってさまざまな味付けがあるようですね。馬の塩ホルモンって食べたことないんでそそられますね。
- 2010/10/30(土) 20:24:23 |
- URL |
- だだ #-
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なるほど鉱山で働く鉱夫達の移動とともに食文化も移動する。
なんか日本の歴史を垣間見た気が・・・。
北海道は開拓民の土地(元はアイヌの国)だから、色々な県のルーツがありそうですね。
- 2010/10/29(金) 12:05:22 |
- URL |
- うみ #aNDzEZHg
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こんばんは!^^
美味しかったですよね!!
お店のご主人が試食に出してくださった山盛りの「なんこ」!
凄い勢いで食べましたよね!(笑)
ビールが欲しかった!(爆)
缶詰は私もまだ開けていません。
きっと美味しいと思います。^^
私の方は「なんこ」を利用して根菜を加えた煮込みを翌日作りました。
前日の残りがカナリ有りましたから。^^
小さなパックでも開けて見たらいっぱい入っていましたよね。
わたしも「なんこ」の名前の由来と歴史を調べてみました。
hinachanさんがおっしゃっていました北海道のある町のHPに出ていました。^^
私の方も「なんこ」まで行きましたよ!^^
- 2010/10/28(木) 21:52:00 |
- URL |
- タン #55Ktrzv6
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